タケダタケダタケダ〜タケダタケダタケダ〜タケダ ターケーダ

へんしんポンポコ玉、はじまるよ!



ある日猫がねずみに   やられたってさ
おねしょなしで起きたよ  ポンポコピピ
お嫁さんに逃げられた  西の空に陽がのぼる
みんなで ポロンピピ   変身しよう
わ〜たし男になれるなら 喧嘩ひきうけた
ぼ〜くが女になれるなら 家庭科 宿題 みんなみんなまかせて
ある日街のポストが    歩いたってさ
人が犬をかんだよ     ポンポコピピ
お医者さんをみてあげる 夏の海に雪が降る
みんなで ポロンピピ   変身しよう





へんしん!ポンポコ玉2002

作:toshi9





《もう一度、あれあれ、あれあれなのだ》の巻


 さてさて、みんなはポンポコ玉のことを憶えているかな。男と女の体を入れ換える不思議な玉のことだぞ。

 30年前にポンポコ玉でお互いの体を入れ換えるという不思議な体験をした河井陽一くんと立花百合ちゃんじゃが、その後百合ちゃんが半ば強引に迫って、結局二人は大学時代に学生結婚したんじゃ。
 菜緒子ちゃんという娘も産まれて今では幸せな家庭を築いていたと思っていたんじゃが、最近どうも陽一くんの様子がおかしいようなんだな。



「陽一クン、いってらっしゃい」

「百合ちゃん、いいかげんその陽一クンっていうのはやめてくれよ」

「あら、いいじゃない。陽一クンは陽一クンなんだから」

「全くうちの親どもときたらいつまでもお熱いことで」

「も〜菜緒子ったら、親をからかうんじゃないぞ。早く高校行かないと遅刻するわよ」

「はいはい、じゃ行ってくる」

「じゃ百合ちゃん行ってくるよ」

 娘と仲良く駆けていく陽一くん。微笑ましいもんじゃ。河井家の朝はいつもこんな調子だな。



 じゃが陽一くん、会社ではどうもうまくいってないようじゃ。

 東大を卒業して意気揚揚大手商社に就職した陽一くんじゃが、大人しい性格が災いしたのか、会社の中では今ひとつ目立たない存在なんじゃ。
 最近課長に昇進したものの、生真面目で人間関係に疎い陽一くんは上司とも部下ともどうもうまくいっていないようじゃな。
 ストレスもかなり溜まっているようだぞ。


「ああ、今日も疲れたなぁ。勉強だけしてれば良かった学生時代が懐かしいや。そう言えばあの頃、百合ちゃんと時々体を交換してたんだな。やっぱり女のほうが得だったよなあ。あーもう一度あの頃に戻りたいよ」

 夜道をとぼとぼと歩いていると、どこからともなく彼を呼ぶ声がする。

「こらこら、そんなことでどうするんだ。もう夢を見ることを忘れてしまったかい」

「え、誰?」

「こっちこっち」

「あ、ペケペケ!どうしてここに」

 そこにはタヌキのぬいぐるみが浮かんでいた。

「ほれ、これをもう一度使ってみるかい」

(ポン)

「あ、ポンポコ玉!」

「ああ、また使わせてあげよう。今度のは3時間持つからな」

 陽一の手には赤い玉と青い玉が握られていた。

「ペケペケ、またうちに来てくれるのかい」

「ははは、しばらくやっかいになるよ、じゃが陽一くん、君はどうしたいんだい」

「うん、部長とも部下ともうまくいかなくって、しばらく会社を休んじゃおうかって思っていたんだけれど」

「うーん、重症のようじゃな」

「え、重症って」

「まあ、いいからいいから、で、赤い玉のほうはどうするつもりだい」

「百合ちゃんには少し黙っていたいんだ。もし分かったら、また昔みたいに自分本位に使われるに決まっているし」

「自分本位ねぇ、まあ陽一くんの好きにしてみるかい。じゃあわしはきみのかばんの中に隠れているよ」

「うん、ペケペケ・・・本当に来てくれてありがとう」




「ただいま」

「あ、おかえり。今日は遅かったのね」

「ああ、今日も疲れたよ」

「ね〜、陽一クン」

「な、何だい急に猫なで声出して」

「私、明日からお母さんと旅行に行きたいんだけれど、良いよね」

「えぇー! また急な話だなぁ」

「うん、お母さん友達同士で行くつもりだったらしいんだけれど、急に一人キャンセルしたらしくって、代わりに来ないかって」

「しょうがないなぁ、どうせ言っても聞かないんだろう」

「へへへ、3泊4日なんだけれど、じゃあ菜緒子のこと頼んだわよ」

「はいはい、でも菜緒子は知っているのかい」

「ええ、お父さんがよければ構わないって」

「菜緒子は?」

「もう寝ているみたいよ」

「そうか、じゃあしばらく菜緒子と二人か・・・」

 陽一くん部屋に戻るとわしをかばんから出してくれたんじゃが、何か良からぬことを考えているようじゃな。

「ペケペケ、僕はもう一度女子高生をやってみたいんだ。そのためには・・」

「ああ、だいたい察しがつくよ。まあ好きにやってみるんだな」




 そして朝が来た

「陽一クン、いってらっしゃい」

「ああ百合ちゃんも気を付けてな、お母さんによろしく」

「じゃあ、私も学校に行くよ」

「ええ、菜緒子、父さんを頼むわね」

「百合ちゃん、頼む相手が違うんじゃないか」

「まあ、菜緒子の方が頼りになるからね」

「そ、そんなあ」

「ほらほら、二人とも遅れるわよ。早くいってらっしゃい」

「「はぁーい」」





 陽一くん、今日は会社でうきうきしているようじゃな。

「部長、明日ちょっと休みをいただきたいんですけど」

「おや、君が休みとは珍しいな。まあ、仕事に支障がなければかまわないぞ」

「ありがとうございます。(よし、これで明日は・・・楽しみだなぁ)」





「ただいま」

「お父さん、お帰り。あれ、いつもより早いんじゃない」

「まあ、母さんもいないしな」

「へぇ〜、私のこと心配してくれているのかな」

「まあ、そんなところかな。さあ早く夕食にしよう」

「は〜い」

 この位の年頃の娘ってあまり父親とは口を聞かなくなるもんじゃが、菜緒子ちゃんは全く頓着がないようじゃ。河井家が円満な証拠じゃな。
 しかし陽一くん、食事が終わると菜緒子ちゃんに何やら話し始めたぞ。

「菜緒子、昔お父さんとお母さんが自由に入れ替わっていたことって話したことあったかな」

「えー、そんなこと知らないわよ。第一そんなことできる訳ないじゃない」

「それができるんだ。この玉を使ってね」

「何それ」

「ポンポコ玉というものさ。男が青い玉を、女が赤い玉を持ってそれぞれ女になりたいポンポコピー、男になりたいポンポコピーって唱えると相手の体に入れ替わることができるんだ」

「はは、冗談。そんな話、いくら父さんの話でも信じられないわよ」

「そうかなあ」

「そうよ、私もう寝るよ」




 次の日は金曜日だ。もうすぐ7時になろうとしている。

 あれあれ、陽一くんが菜緒子ちゃんのベッドの横に来ているぞ。うーんもうわしは黙って見ていよう。

「菜緒子、早く起きなさい。学校遅れるよ」

「うーん、もうちょっとだけぇ」

「しょうがないなぁ」

 陽一は寝ている菜緒子の手にそっと赤い玉を握らせると、青い玉を握り締めて静かに唱え始めた。

「女になりたい、ポンポコピー」

・・・玉が光りだし、サイレンのような音が鳴り出した。
そしてそれが最高潮に達した時、陽一は自分の背が急に縮んだような気がした・・・

 ピロリロリーン

 陽一が自分の手を見ると、ちんまりと小さくなり、白い指は細く長くなっているのがわかった。視線を袖口に向けると、ピンク色になっている。口元がほころび、なんとなくにやけているようだ。
 そう彼はもうピンク色のパジャマを着ている。勿論、菜緒子ちゃんの着ていたものだ。

 陽一が部屋にある鏡を見ると、そこには眼鏡をかけた菜緒子が立っていた。ベッドを覗き込むと、中には陽一が寝ている。

「やったー、成功だー」

「うーん、うるさいなぁ、え? この声風邪でもひいちゃったかな」

 うーんと起き上がる菜緒子。

「え、何?私がいる」

「どうだい菜緒子、本当に入れ替わっただろう」

「まさかお父さんなの? 何てことするのよ。あの話って本当だったの」

「だから言ったじゃないか」

「もう、今日は英語と数学でテストがあるんだから、早く元に戻しなさいよ」

「3時間は元に戻れないんだよ。それにテストだったら丁度良いから、代わりに受けてあげるよ」

「そ、そーか。お父さんだったら楽勝だね」

「こっちは今日休みをとっているから、菜緒子は僕の体で家にいると良いよ。ただし、玉はずっと持ってておくれ」

「わかった。でもお父さん」

「え、なんだい」

「今のお父さんってかわいいよ」

 陽一の頬を撫でる菜緒子。

「お前なぁ・・・」

・・・順応性の早い菜緒子であった。





 菜緒子の高校は陽一達が通った母校でもある、彼にとっても勝手知ったる道だ。その通学路をブレザーのスカートを風になびかせて歩く陽一。

 昔、百合ちゃんと入れ替わった時に着たことがあるけれど、今のスカートって何でこんなに丈が短かいんだ。ちょっと恥ずかしいや。





 菜緒子にはほいほいと着替えるのを見られて「お父さんの変態」と言われてしまったけれど、まあいいさ。でもこの学校に向かって歩く気分、気持いいな〜。

「ああ、この感じ、なつかしいなぁ」

「菜緒子、何ゆっくり歩いているの、早くしないと遅刻するよ」

 後ろから声を掛けられる。恐らく菜緒子の友達なんだろう。

「あ、そうね、急がなきゃ」

 カバンを抱えて走る陽一。

(体が軽いなぁ)



 下駄箱で上履きに履き替え、教室に入る。下駄箱の位置も机の場所も菜緒子に聞いていたので、すぐにわかった。

「おはよう」

「おはよう、菜緒子。どぉ今日のテストの準備は」

「そうね、まあまあかな」

「あーあ、余裕だなぁ、秀才は違うな。あれ、そう言えば今日は眼鏡しているのね」

「あ、これ、ちょっと視力が落ちたかなって、えへへっ」



 一時限目の英語のテストは難なく終わった。

「菜緒子、トイレ行かない?」

「うん、いいよ」

 休み時間に、陽一は友達と連れ立ってトイレに入った。前は10分だったもんな。ゆっくり女子トイレに入るなんてなかったな。

 個室に入る。

 お、洋式になっているぞ。

 陽一はスカートをたくし上げてショーツを下ろす。そのまま便座に腰掛けてみるが、どうやったら出るのかよくわからない。尿意はあるのだが、力んでもうまく出てこない。ふっと力を抜くと・・・そこからチョロチョロと出てきた。

 うーん、難しいもんだな。

 出てくるのが止まると股間がちょっと濡れていた。カラカラとトイレットペーパーを引き出し、股間を拭いてやる。

 成る程、紙を使わざる得ない・・のか。

 水で流していると、突然青い玉が光り、音を立て始めた。

(まずい、時間だ。元に戻っちゃうぞ)

 あわてて個室を飛び出す陽一。

「その音、菜緒子どうしたの」

「えーと、携帯だよ(うー、間に合うかな)」

 そのまま誰も居ない校舎裏まで走ると、音が最高潮に達した時、ぐっと背が伸びたような気がした。

 ピロリロリーン

 彼は元の姿に戻ってしまった。しかも、まだパジャマ姿だ。

 菜緒子の奴、まだ着替えていないのか。さてと、もう一度だ。

「女になりたい、ポンポコピー」

・・・玉が光りだし、サイレンのような音が鳴り出した。
そしてそれが最高潮に達した時、彼は自分の背が再び縮むのを感じた・・・

 ピロリロリーン。

 音が鳴り止んだ時、陽一は再び菜緒子の姿になっていた。

 危なかったなぁ。ペケペケが3時間って言っていたな。ということは、次は1時か。

 二時限目は国語。

 三時限目は・・・体育だ。

「菜緒子どうしたの。早く更衣室に行こうよ」

 うーん、いいのかな。でも僕は今菜緒子なんだし、いいよな。

「うん、いこっか」

 体操服の袋を持って友達に付いていく。

「どうしたの、菜緒子ったらニヤニヤして、何か気持ち悪いよ」

「ううん、何でもないよ、何でもね」

 更衣室に入ると、みんな体操服に着替えている真っ最中だ。

 白い半袖のスポーツシャツに紺のブルマー。

 僕もこれを着るのか。

「ほら、菜緒子、始まっちゃうよ」

「う、うん」

 みんなの真似をして、袋からブルマーを取り出すとスカートをはいたまま足を通しスルスルと引き上げて行く。僕のお尻がぴったりと伸縮性のあるブルマーに包まれる。
 ホックを外してスカートを脱ぎ、下半身を見下ろしてみると、自分のピチッと何もない股間に目が釘付けになってしまう。両手でお尻を触ってみると、ブルマーの滑らかな手触りが気持ちいい。

 昔よりお尻にフイット感があるな。生地が良くなっているんだ、などと陽一はふと考えていた。

 ブラウスとスリップを脱ぐと木綿のスポーツシャツを頭から被る。

「早く早く。走らないと間に合わないよ」

 更衣室から飛び出していく彼女。

「わかった、すぐ行く」

 僕もその後に付いて走り出した。

 うわっ、さっきは夢中だったけれど、胸が揺れて走りにくいよ!
 菜緒子って百合ちゃんより大きいんだ・・・知らなかった。




「菜緒子ぉ〜どうしたの。得意のバスケじゃない」

「ううう、今日は調子悪いのよ」

「それにしても、あんなところで尻餅ついたりころんだりいつもの菜緒子とは別人だったよ」

「(どきっ)そ、そんなことないよ。たまたまだよ。(体育は苦手だ。こればっかりはなぁ〜)」

 体育の時間も終わって四時限目の物理は卒なくこなす。

 昼は女友達同士で集まって食べるようだ。

 ぺちゃくちゃと食べるよりも話している方が多いんじゃないか。でもいいよな〜この感じ。自分の居場所だって感じだな〜



 昼休みももうすぐ終わりになる。そろそろだな

 僕はまた校舎裏に向かった。

 案の定青い玉が光り出し、音を立て始めた。

 音が最高潮に達した時、また背が伸びたような気がした。

 ピロリロリーン

 陽一は元の姿に戻ってしまった。ありゃ、この格好は・・・僕はまだパジャマ姿だった。

 菜緒子の奴、何やっているんだ。今日は着替えないで寝てるつもりかぁ。しょうがないなぁ。

 さてと

「女になりたい、ポンポコピー」

・・・玉が光りだし、サイレンのような音が鳴り出した。
そしてそれが最高潮に達した時、彼は自分の背が再び縮むのを感じた・・・

 ピロリロリーン。

 音が鳴り止んだ時、陽一は再び菜緒子の姿になっていた。

 五時限目は数学のテストだ。

 数学は陽一の最も得意とするところ・・・楽勝だった。

 六時限目の日本史が終わると授業は終わりだ。

「菜緒子ぉ帰りにマックに行かない?」

「うーん今日は駄目なんだ。早く家に帰らなきゃ」

「どうしたの」

「お母さんが旅行で、お父さん一人だから、いろいろとね」

「そっか、じゃあしょうがないのかな。またね」

「うん。ありがと」

 さあ、早く帰らなきゃ。

 後片付けをして帰り道を急ぐ陽一だったが、家まであと少しというところで青い玉が鳴り始めた。

「おおい、駄目だよ。もう少しだけがんばってくれよ」

 家に近づくと、菜緒子も庭に出ていた。

「菜緒子!」

「お父さん!」

 二人が駆け寄った時

 ピロリロリーン

 陽一は元の陽一の姿に、菜緒子は元の菜緒子の姿に戻った。

「ふぅ、何とかセーフだったかな」



 しかし、それを偶然見ていた一つの視線があった。

「あら、あらあらあら、アラーの神様」

 それは隣りのおばあさん、鵜之目タカ子であった。この人何故か陽一の実家の近くからここに引っ越して来ている。

「あーた、あーた見ました?」

「何を見たんだい、お前」

「私は見た、30年振りに見た。ほら、昔話した・・」

「だから何なんだい」

「隣の陽一さんと菜緒子ちゃんが、ほら右が陽一さんで左が菜緒子ちゃん。あれ?」

「二人ともいるじゃないか、何がおかしいんだい」

「だって、あーた」

「お前疲れているんじゃないか」

 年を取っても相変わらずの二人であった。




「ペケペケ、今日は楽しかったよ。久しぶりだったな、あの感じ。百合ちゃんが帰ってきたらペケペケが帰ってきたことを早速話すよ」

「いや、百合ちゃんはもうわしのことは憶えてないじゃろう。百合ちゃんには、もうわしはただのぬいぐるみにしか見えないはずじゃ。
 彼女は女としての夢を実現させているからな。わかるな、彼女の夢。それは君と菜緒子ちゃんだよ。
 陽一くんにはまだわしが見える。それがどういうことかも、わかるな」

「ああ、わかるよ。でも・・・」

「だからまたポンポコ玉を使わせてあげようと言うんじゃ。そして、早く自分で答えを見つけるんだ」

「わかったよ、ペケペケ。きっと答えは見つける。でもそれまではよろしくな」

「ああ、わかっとるよ、陽一くん」

 わしは再び河井家に居着くことになった。

 そしてまたポンポコ玉を巡る騒動の日々が始まる。

 ただし、今回入れ替わるのは陽一くんと娘の菜緒子ちゃんじゃがな。




(了)

                                     平成14年12月3日脱稿



Ts・TS版の後書き

 この「へんしん!ポンポコ玉2002」はもともと平成14年10月26日「エスプリ」に投稿した作品ですが、「エスプリ」の閉鎖に伴いtiraさんのご好意で他の2作品と共に「Ts・TS」に再掲載していただけることになりました。tiraさんどうもありがとうございました。そしてジョニーさんお疲れ様でした。
 さて、今回は「へんしん!ポンポコ玉」について少し説明いたします。この作品は1973(昭和48)年4月15日から全15話で放映されたものです。当時いわゆるタケダアワーと呼ばれた日曜夜7時〜7時半の時間枠だったのですが、視聴率が低迷したため、途中打ち切りになったようです。まだ時代が早かったんでしょうね。
 でも、テレビのTS作品としては当時数少ない連続もので、私もドキドキしながら見ていたものです。
 この作品の冒頭に書いたのは、いわゆるタケダアワーの象徴とも言える武田薬品の看板の俯瞰撮影と共に流れるフレーズで、その後子供のナレーションで主題歌がスタートします。主題歌が終わると、起床ラッパの音と共に番組がスタートします。
 また、主人公たち以外で最も印象的な人物と言えば塩沢トキの演じた鵜之目タカ子でしょう。
 ということで、古いこの作品を現代に蘇らせようという試み、いかがだったでしょうか。
 お楽しみ頂ければ幸いです。


エスプリ版の後書き

 toshi9の懐かしのTS作品第二弾です。ただしこれも記憶を頼りに書いたので、ちょっとおかしな箇所があるかもしれません。それから、さらに続きそうな終わり方ですが、続きはありません。 
 この題材でいつか書いてみたいと思っていたのですが、今回これを書こうと思ったのは、以前「へんしん!ポンポコ玉」で検索した時に、何処でだったかジョニーさん名で「情報を探してます」という掲示版の書き込みを見たことがあるのを思い出したからです。(実は全くの人違いかもしれませんが)
 ということで、拙作ではありますが、この作品をジョニーさんと「エスプリ」に捧げます。