女珀館の若女将シリーズ
80000HIT特別編「ニアピンな方々のオフ会(?)&1周年の巻」

作:こうけい
(20030422 発表)


みなさま、こんにちは。「観光旅館 女珀館」若女将のこうけいでございます。
今回は趣向を変えまして、80000HITに近い数を踏まれた方々をオフ会形式でご招待しました。
さて、いったいどなたが登場なさるのでしょうか。お楽しみに。




仲居A「若女将、ご招待のかたがたがいらっしゃいました」
mk8426「こんにちは、また来たバイ♪」
わたし「mk8426様、いらっしゃいませ。誕生日プレゼントの、半蔵門線のケータイストラップですわよ」
mk8426「おお、新車の08系だ。ありがとバイ」

toshi9「はじめまして、若女将」
わたし「toshi9様、はじめまして、ようこそ女珀館へ」
toshi9「わたしのレポート『これがTS旅館業界だ』ごらんになりました?」
わたし「ええ、いつもレポートおつかれさま」
toshi9「女珀館の1日あたり利用客数が397人に上昇、TS旅館内で17位に急浮上しましたね」
わたし「当旅館もいろいろプロモーション活動をやりましたからねえ。
全国各地で宣伝広告(リンク先)を増やしてみたり、
利用客にアンケートをとってみたり、
看板に若女将セルフポートレート(?)を大きくかかげてみたり、
支配人がMTFだという有名ホテルの装飾を参考にしてみたり、
架空インタビューに答えたり、
同業者集会に参加してレポートを発表してみたり、
わたしが裏で(?)経営する女装ルーム(?)と看板を取り替えてみたりと……。
でも結局は、ご利用してくださるみなさまのおかげですわよね。ありがとうございますわ」

mk8426「ところで、今回のオフ会参加者は2名だけですか。さびしいですね」
わたし「実は、ほかにも何人かいらっしゃいます。
キリ番からはちょっと離れてましたinax様が、自費で参加なさるとおっしゃってたんです。
けれど、資金が貯まらなかったので結局いらっしゃれなかったのです」
toshi9「あらまあ、それは残念」
わたし「inax様から、電子メールでメッセージが来てるのでお読みしますね。
inax『オフ会楽しそうですね。自腹で行こうと思ったのに、行けなくなって残念です。
オフ会レポートも、楽しみにしてますよ。
次回こそはぜひ招待されるようがんばります。
招待されなくても、自費を貯めてなんとか(ニヤリ』」




わたし「そして実は、愛に死す様こと真也様にも再登場してもらってます」
そういいながら若女将がテーブルの上の布を取ると、ケージが現れて、その中には1匹の雌ウサギと、子ウサギが何匹か。
toshi9「もしかしてこれが、70000HIT記念作で雌ウサギにされた、真也さん?」
mk8426「子ウサギは真也さんが産んだとか?」
わたし「おふたりとも、左様でございますわ。
業者さんを拝み倒して、買い戻しいたしましたのよ」

雌ウサギは、ちょっとうらめしそうな表情で若女将を見つめている。
わたし「真也様。前回はごめんなさいね。ご招待客だというのに業者さんに売ってしまって、失礼いたしました。
おわびに、人間に戻させていただきますわ。はいっ!」
若女将の合図と共に、フリルがいっぱいの黄色のドレスを着た少女が現れて、不思議なバトンを振りかざした。
少女「バニーに戻って! オルグだもん」
バトンから出た光がウサギたちに降り注ぐと、ウサギたちはみるみるうちに人間に変わっていった!
雌ウサギは大きな8頭身のバニーガールに。
そして、子ウサギたちは子供のバニーガールになったのだ。

わたし「人間に戻れましたわよ、真也様」
真也「ふう、お産したり、子供たちに乳をやったり。ウサギはもうこりごりだよ」
mk8426「でも、バニーは楽しいんでしょう?」
真也「もちろん!」
わたし「さあ真也様、あのポーズをとっていただけますか?」
真也が長い耳を振りながらうなずくと、子供のバニーガールたちも一列に並ぶ。
真也「女珀館なら、こんなウサギ娘に、な・れ・る・か・も(ハート)」
子供バニーガールたち「な・れ・る・か・も(ハート)」
一同「わあ、すごいよこりゃ!」
オフ会参加者だけでなく、ロビーにいあわせた宿泊客たちからも拍手喝采!
わたし「親子いっしょだと、バニーガールの破壊力も百倍増ですね」

mk8426「ところで、真也さんが元に戻るってことは、男に戻るってことじゃないの?」
わたし「まあ、そこはお約束ってことで」
toshi9「それと、さっきの黄色い魔法少女の正体はいったい?」
わたし「それはですね、実は……」




そのとき、不意に女珀館の扉が開いた。
役人男「お取り込み中失礼します。保健所のほうから参りました」
役人女「若女将も初登場から一年ですね。おめでとうございます」
わたし「なんの用ですの? あなたたちは」
役人男「一年ぶりに、若女将の性別調査をやることになりまして」
役人女「失礼とか言われないように、女性のわたくしも同行してますの」
わたし「でしたら、去年と同様、TSランドセルを背負っていただきますわ!」
若女将、ランドセルを2つ放り投げる。
ところがmk8426とtoshi9が着地点に急行して、自分からランドセルを身につけてしまった! ふたりの背丈はみるみる縮んで、女子小学生に……。
mk8426「わーいわーい、小学生だうれしいな」
toshi9「mkちゃん、いっしょに通おうね」
TS好きらしい、ほほえましい情景、といえるのだろうか?
わたし「あらまあ、失敗ですわね」
役人女「さあ若女将、調査させていただきますわよ」

すると帳場から、黄色い魔法少女がまた現れた!
少女「TSしちゃえ、オルグだもん」
バトンの光が、若女将を覆う。
光が消えたあとも、若女将の外見に変化は見られないようだが……。
役人女「……女性ですね」
役人男「なんだって?」
役人女「内臓から染色体まで、若女将は完全な女性です」
わたし「ほらみたことですか!」
意外にも、これが若女将の初TSだったりする。




役人男女「事前調査と違うぞ。どうして?」
わたし「どうしてもなにも、女性に対して失礼じゃありませんか?」
少女「元をとろうよ、オルグだもん」
黄色い魔法少女のバトンからの光が、今度は役人男を包んだ。

役人男「キ、キ、キーーッッッ!!」
役人男は、さっきまでの真也と同じ姿になっていた。ただし、雄に。
役人女「あら、染色体レベルまで、完全にウサギになってますね」
こんなときも冷静に、変身した役人男の細胞検査をする役人女。
少女「オルグだもん」
役人女「あらあらあら……キキーーッ!!!」
バトンの光が、役人女を雌ウサギに変身させる。

またまた女珀館の扉が開く。
業者「若女将、ウサギの代金取りにきたよ」
わたし「よかった、ちょうど今、新しいつがいが入りましたわ」
業者「おっ、こっちのほうがいいウサギだよ!
さっきのウサギの代金いらないから、かわりにこの二匹をいただこうかな」
わたし「それでよろしければ、よろこんで」
業者「どうもありがとうな、若女将」
わたし「おそれいりますわ」
業者は、鳴きわめく二匹のウサギを同じケージに入れた。
役人男・役人女「キーッ!!キーッ!!」
わめきながらも本能が働いて、雄ウサギはすでに雌ウサギの背中に重なっている。
業者「さっそく子作りか。がんばれよ」
走り去る業者の車。役人男女はウサギの夫婦として、新たな人生(?)を歩むこととなったのである。




わたし「さあ、これで平和が戻りましたわね」
少女「おふたりもいっしょに、オルグだもん」
黄色い魔法少女の光を浴びたmk8426とtoshi9は、彼女とおそろいで色違いのコスチューム姿になっていた。
toshi9「ない……お約束だけど、うれしいわ……」
mk8426「もちろんこっちは、あるぞ!」
しっかりと、TSしたことを確認するふたり。

わたし「mk様はやはり、前回と同じくピンクですわね。toshi9様はブルー、そしてこうけい様がイエローで」
mk8426、toshi9、真也「ここにもオフ会参加者がいたとは……」
こうけい「今回はわたしが一番のニアピンでしたものね、どうもです、若女将」

そしてTSした参加者たちは、夜通し宴会場で大盛り上がり。
真也親子「女珀館なら、こんなウサギ娘に、な・れ・る・か・も(ハート)」
mk8426、toshi9、こうけい「そして、こんな魔法少女にも、な・れ・る・か・も(ハート)」

(了)


(あとがき)
この作品はフィクションです。実在の人物とは……少しは関係あるかもしれません。
みなさまがた、勝手にご出演させていただきまして、失礼いたしましたわ。
万が一、ご自分の出番は削除していただきたいというかたがいらっしゃいましたら、お申し出ください。対処いたします。

また、ご出演していただいたかたがたにかぎり、この作品のご自分のサイトへの掲載を許可いたします。というか、載せていただければこの上なく幸せですわ。
掲載したい旨お申し出いただければ、こちらからあらためて、HTMLファイルをメールでお送りいたしますので、どうぞよろしくおねがいします。

あと、前回も書きましたけど、うさぎは伝統的には「一羽、二羽」と数えます。
けれども、現代のニュース原稿などでは「一匹、二匹」に統一されているそうなので、
本作品でも「一匹、二匹」とさせていただきました。