Tシャツを捲り上げて脱ぐ。

 赤いビキニのブラジャーに包まれた胸がぷるんと揺れた。

 その瞬間カシャッカシャとシャッターの音。

 俯いた自分の顔が再び赤くなっていくのがわかる。

「うん、いいよいいよ、もっと顔を上げて」

 全く篠田先生って何考えているんだ。

 ジーンズのボタンに手をかける。

 カシャッカシャッっとシャッター音が続く。

 ファスナーを下ろしてゆっくりとジーンズを捲り、下ろしていくと……徐々に赤いビキニのパンツが姿を現していく。

 は、恥ずかしい……

「うん、とっても良い感じだよ……ほら続けて」

 動きを止めてしまった俺に、篠田先生の指示が飛ぶ。

 くうう〜。

 ジーンズをすっと下ろす。

 窮屈そうにジーンズの中に押し込められていた俺の、いや詩織ちゃんのお尻がぷわっと解放された。

 再びカメラの前に晒される赤いビキニ。

 カシャッカシャッ

 またこれ……恥ずかしいよ。もう何とかしてくれ〜っ。