コードNo. こんなTS映画知っていますか−02
作品名 クレオ・レオ
ジャンル 映像
クレオ・レオ
原題:CLEO/LEO
93分 アメリカ 1989 劇場未公開
監督: 製作: 脚本: チャック・ヴィンセント

これも元は『さよなら、チャーリー』と思われます。
『さよなら、チャーリー』が男友達が主人公なのに対し、こちらは転生/変身した人物が主人公。何故変身したかは『さよなら―』と同じく詳らかにされませんが(多分月の魔力)、お話しの筋道はこちらの方がスッキリきます。
ビデオ発売時は「ベロニカ・ハートVSジンジャー・リン」との惹句が付けらました。(どちらも80年代を代表するアメリカン・ハード・コア女優)ベロニカ・ハートはクレオ役。ジンジャー・リンはレオの秘書役。

自己中心的で性差別主義的ビジネスマンのレオは、殺意に満ちた精神異常者に撃たれて川に落ちます。川から上がった時はあら不思議。レオは超自然な力で女性に変わってしまっていました。変身を信じて貰えない中、レオは自分自身をクレオと名づけて、甥に乗っ取られた会社の奪回に動きます。
性差別に辟易しつつ徐々に女性人格が育っていき、元に戻った時に望んだものは……。

葉巻がレオの男性の象徴。(クレオになって、喫煙者とkissした感想が「灰皿の味」。タバコ呑みには身につまされます)男に戻ったレオが葉巻を口にした時、レオは以前のレオではなくなくなっていたのでした。

ビデオ、テレビ公開のみ。国内DVDなし。



(記:◎◎◎さん)