コードNo. C-Z19
作品名 魔女はHなお年頃
作者名 作:中島瀬奈  画:有馬一郎
掲載メディア ANIMAL HOUSE
ジャンル 変身


解説&内容紹介

 魔女狩りの本を読みながら、良からぬ妄想をする黒須三太。そしてオナニーにふける彼がイった瞬間、彼の元に魔女デルタ・B・ルーデルが降臨する。
 魔女だという彼女の言葉を信じない三太に、ルーデルは笛を取り出すと吹き鳴らし始める。その音色に意識が遠のいていく三太。彼が気が付くと、どこかの地下牢の中に半裸で縛り付けられている。目線を下ろすと自分の体が女の体に変化している。うろたえる三太だが、そこは中世ヨーロッパの魔女狩りの世界で、彼は魔女と疑われ、魔女の印が体のどこかにある筈だと調べられる。アソコに指を突っ込まれ、さらに見えない部分も調べると言い出した領主らしき男は自分のモノを三太の中に挿入する……。
 そこではっと我に返る三太。結局それは「まやかしの笛」が彼に見せた幻覚だった。
 ルーデルの体に(魔女の)紋章が付いていると指摘した三太に、それを見たからには、彼の願い通りまぐわおうと誘うルーデル。だが他の女の子とえっちできなくなると聞いて危うく踏みとどまる三太だった。
 そしてそれが悩める三太とルーデルの共同生活の始まりだった。


 この作品は所謂「うる○やつら」に代表される「押しかけ女房」タイプの典型的な作品で、居ついたルーデルと三太の関係を中心にこの後話が展開していきます。今回紹介したのはその第一話で、幻覚ではありますが、女の子になって魔女かどうかの取り調べを受ける三太の戸惑いかたが何とも良いです。
 TS関連の話はこの後もう1回、三太の体が本当に女性化してしまう話もあるのですが、この第一話の話のほうがずっとそそられました。それに有馬一郎先生の絵って女の子の体の線がとってもきれいなんですよね。三太のおっぱいのライン、実に良いです(笑
 余談ですが、この作品の出るよりもずっと前に「魔女はホットなお年頃」というドラマがありました。もしかしたらこの作品の題名ってそこから採っているかもしれませんね。


「表面にそれがなければ」
「ここが怪しい!」
ピクッ
「ひっ」
「ウーム」
ぞく〜ぞく、ぞく
なにするんだよバカヤローーーッ


単行本は
「魔女はHなお年頃(全1巻)」(白泉社 1992年)が刊行されているようです。